MACCの特徴

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MACCメソッド (CCS: Cross-Cultural Superimposition)

ビジネスパーソン、外交官、その家族向けに特化した日本語習得MACCメソッドが高い効果を発揮しています。

  1. 成人の学習者は幼児ではありません。
    母語を含めた既習の言語を有している学習者の場合、構文や語彙や文脈を効果的に比較して、日本語習得時に役立てることができます。無理して母語を排除する必要はなく、むしろ有利に活用できます。
  2. 言語は文化と切り離せません。
    言語は文化を反映しています。言葉は広義の文化や発想の伝達手段です。日本語の運用力をつけるには実用的な言語学習とともに日本的な考え方、論理の運び方を知る必要があります。
  3. 「聞く」「話す」「読む」「書く」4技能の相乗効果を利用すると効果的です。
    いろいろな技能をうまく組み合わせて習得すると、より早くバランスのよい言語運用力が身につきます。日本語を聞いたり読んだりして日本語話者からの刺激を十分に受けることで表現や語彙やその使い方を蓄えていきます。それらを話したり書いたりする発信時に使用していくのです。

MACCメソッドは論理的なアプローチを提供し、
文化理解を助長し、
効果的なコミュニケーションのための正確さと流暢さを促進させる。

日本語研修部の組織

MACCの事務局は東京と神戸にあり、スクールは東京、大阪、神戸にあります。そこから関東と関西の両地域を含め、全日本をカバーしています。MACCには男女合わせて60名の日本語講師が所属しています。講師は、いろいろな年齢層の多種多様な経歴の持ち主ですので、受講者の個別の学習傾向やレッスンスケジュールに合うように担当講師を決めることが可能です。何らかの理由で、ある講師が担当できなくなっても、すぐに、同じ力量の別の講師が代わって担当できる体制になっています。企業内研修の一貫した流れを中断することなく、アウトソース機能を完璧にこなすプロとして信頼していただけます。

MACCは受講者数の多い顧客向けに特別な運営チームを組んで研修実施に取り組んでいます。

プログラム・ディレクター

チーフ・プログラム・マネージャー

プログラム・マネージャー

講 師

コース担当講師によるレッスン

MACCは各々のプログラムに担当講師を配置します。それにより、学習効率は、20-25%アップするのが一般的な傾向です。

  1. 担当講師は、プログレスと目標達成に関してより明確な責任を負うことができます。
  2. 受講者の個別のニーズと学習傾向に合致したテイラーメイドのアプローチが取れます。
  3. 適時のフィードバックときめ細かいカウンセリングが可能です。
  4. 研修全体を通しての一貫性と品質管理が得られます。
  5. 既習の項目を講師側が把握でき、受講者との間に確固たる人間関係を築けますので、それらを基盤にして、学習効果を増強させることができます。

MACCの日本語講師

多種多様な日本語レッスン及び文化コース
会議風景
多種多様な日本語レッスン及び文化コース
親睦会

MACCの日本語講師採用基準は非常に厳しく、採用はあらゆる面を精査して行われます。採用されるまでには、以下の条件を全て満たし、書類選考、第一次試験、模擬授業を含む第二次面接に合格しなければなりません。顧客の講師としてふさわしい能力と適性と情熱を有していることが必要です。

  • 四年制大学の学士号以上の取得
  • 外国語として日本語を教えるための資格および長期日本語教師養成講座修了 (大学の主専攻を含む)
  • 日本語母語話者
  • 外国語の運用力(英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語、スペイン語など)
  • 海外での生活あるいは長期滞在の経験
  • ビジネス経験
  • 法人顧客に対する日本語研修への熱意

採用後、新任の講師は、MACCの日本語講師としての能力をさらに高めるために、社内研修に参加します。このOJTは、効果的なコースデザイン、初級から上級までの数々のテキストの比較研究を含み、200時間に渡って実施されます。

一括管理サービス

MACCは、研修受講申し込みからレポート作成、予算管理までの日本語研修総合サービスを提供しています。有能なオフィススタッフが献身的に顧客のサポートを行っています。

レポートの種類
レポート 内容
月次レポート 月別経費を含み、毎月提出される
プログレスレポート レベルテストを受験し、一つのレベルを修了するごとに
習得分野を報告するために受講者に配布される
授業評価レポート 受講者と顧客人事部に結果分析報告書が届けられる
個別レポート 学習分野の到達度を査定するために必要に応じて発行される

柔軟なレッスン形態

レッスンの運営が柔軟性を帯びたものであるので、受講者には、仕事上、日常生活上のプレッシャーはほとんどかかりません。

  1. クラススケジュール
    MACCは一回のレッスン時間を制限しません。また、レッスンの頻度や曜日も選べます。これにより、当日のキャンセルを防ぎ、学習の生産性が増します。経費の節約にも貢献します。
  2. キャンセルや振り替えレッスン
    予定されているレッスンの1営業日前の5:00pmまでにキャンセルの連絡をすると、キャンセル料はかかりません。追加料金なしで振り替えレッスンも設定できます。
  3. レッスン場所
    受講者の移動の時間を省くために、顧客のオフィスや自宅でレッスンを受けることが可能です。また、仕事場を離れて研修に集中するために、MACCの教室で受講することもできます。

品質管理

MACCの品質管理のための活動は以下の通りです。

MACC品質管理活動
活動 参加者 目的 頻度
日本語講師全体会議 講師全員 各コースのフィードバック
言語教育関連情報の共有
講師のプレゼンテーションおよびコミュニケーション能力の向上
毎月1回
個別ミーティング マネージャーと個々の講師 個々のコースの話し合い
講師の能力開発へのアドバイス
年に1回と
必要に応じて適宜
品質管理グループ 講師全員(小グループ制) 実施されている全コースを向上させるための討議 毎月1回
夏季研修大会 講師全員 教授法、教材についての討議、研究
日本語教育関連の講義・ワークショップ
年に1回
プロジェクト・チーム 多数の講師 オリジナル教材の開発
ティーチングの質の向上
毎月1回と必要に応じて適宜
社内研修 新任講師 MACCメソッドと教材に精通
文法説明やドリルを効果的に行い、楽しいコースデザインを提供する能力の養成
レッスンに関する意見交換
毎月2回
(総時間数:200時間)

受講者の授業評価

MACCの様々なフィードバック、授業評価システムは以下の通りです。

授業評価・フィードバックの種類
種類 受講者 討議内容 頻度
年間授業評価 受講者全員 教授法、教材、コースデザイン、総合評価 年に1回
随時のフィードバック レッスン開始後の受講者、一つのレベルの修了者あるいはフィードバック希望者 効果的な学習方法、目標設定など 1レベル修了ごと、および適宜
ホットライン コメントや要望のある受講者 受講者とマネージャー間で行う研修内容や教え方などの話し合い 適宜

MACCの研修に対する評価は総じて大変高く、80%以上の満足度と70%以上の回収率を誇っています。

MACC年間授業評価データ(日本語レッスン) 5段階中
過去3年間(回収率) (76.2%) (72.1%) (70.8%)
総合評価 4.67 (93.4%) 4.58 (91.6%) 4.54 (90.8%)
コースデザイン/ 内容 4.39 (87.8%) 4.32 (86.4%) 4.41 (88.2%)
教授法 4.79 (95.8%) 4.73 (94.6%) 4.70 (94.0%)
教材 4.30 (86.0%) 4.23 (84.6%) 4.31 (86.2%)
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